講座・講演
家具・道具・室内に関する講座や講演会を開催しています
会員以外の方もご参加いただけます
2022年度
日本建築学会近畿支部建築史部会主催 家具道具室内史学会共催
第9回 建築史部会 「歴史的建造物の内装の技術史」
日本建築学会近畿⽀部建築史部会では、歴史的建造物とその背景にある社会や技術の解明を⽬的に研究活動を⾏っております。歴史的建造物が集中し、重層する近畿の特徴を活かしながら、 議論を深め、社会への発信を推進します。 今回は歴史的建造物の「内装」に焦点を当てて、材料・技術に関する調査研究の現況と復原整備の⽅針について⽇韓の事例を通して考えたいと思います。
日時:2023年3⽉18⽇(土) 13:30〜16:30
会場:⼤阪科学技術センター703号室(先着順15名、アクセス)+オンライン配信
参加費:無料
研究会司会︓鈴⽊ 智⼤(奈良⽂化財研究所)
趣旨説明・逐次通訳︓⾦ 玟淑(京都⼤学)
発表1:「昌徳宮の熙政堂・⼤造殿の塗褙・鋪陳について」鄭 貞男(建築⽂献考古スタジオ)
発表2:「旧前⽥家本邸洋館の内装について」岡野 法⼦(⽂化財建造物保存技術協会)*
講評:小泉 和子(家具道具室内史学会 会⻑)*/⾦ 東旭(京畿⼤学校 名誉教授)
*は当会会員
後援:日本建築学会建築歴史・意匠委員会日本建築史小委員会
2021年度
開催しませんでした。
2020年度
第11回講座 「呉鎮守府司令長官官舎(現入船山記念館)のアーツ&クラフツ」
講 師:小泉和子氏(当会会長・生活史研究所代表・昭和のくらし博物館館長)
視聴可能期間:2021年3月12日(金)13:00~4月4日(日)23:59
会 場:生活史研究所・録画配信
資料代:500円/1人
申込受付期間:2021年3月12日(金)~4月4日(日)
主 催:家具道具室内史学会
協 力:昭和のくらし博物館
2018年度
第10回講座 連続講座「火鉢を囲んで建築の歴史」
日 時・内 容・講 師:
2019年2月16日(土)
「すずさんが暮らした呉」高田真先生(アーキウォーク広島代表)
3月2日(土)
「東京―水の都市、水の地域(テリトーリオ)」陣内秀信先生(法政大学江戸東京研究センター特任教授)
3月9日(土)
「東京オリンピックと環境・暮らし」森まゆみ先生(作家)
3月17日(日)
「20世紀遺産選定築地市場」山名善之先生(東京理科大学工学部建築学科助教授)
※最終回のみ日曜日の開催となりますので、ご注意ください。
会 場:鵜の木特別出張所( 昭和のくらし博物館より徒歩すぐ)
時 間:各講座とも午後 13:30 ~ 15:30(開場13:00)
★各講座後、15:30-17:00まで講師を囲んで懇親会を行います。
ご希望の方は、受講お申し込み時にご連絡ください(会費1,000円・各回20名程度)。
定 員:各回40名(要予約)
受講料:
全4回 4,500 円 / 会員※ 3,600 円
1 回 1,500 円 / 会員※ 1,200 円
※会員/家具道具室内史学会会員・昭和のくらし博物館協力会員・同友の会会員。
主 催:家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館
第9回講座 「至高の美―利休桑机を製作して」
茶湯で利休桑机と呼ばれる文机があります。実物を調査した小泉和子氏が「桑の拭漆、筆返のある天板に角脚という単純明快な形の緊張感に満ちた美しい机である」というこの文机を、木工藝家で重要無形文化財「木工芸」保持者の須田賢司氏が復元しました。
本講座では完成した利休桑机を前に須田賢司氏と小泉和子氏が対談を行います。
今秋には群馬県甘楽町にある須田賢司氏の工房併設ギャラリー「木工藝ギャラリー清雅-SEIGA-」の見学会も企画中です。
あわせてご参加ください。
日 時:2018年 7月 14日(土) 13:30~15:30(13:00開場)
※開場までのお時間や講座後に昭和のくらし博物館をご見学できます。
季節によってしつらいや着物、ミニギャラリーの展示が変わりますので是非ご覧ください。
スケジュール:
13:00 開場
13:30~14:20 「利休桑机とは何か―その持つ意味」 小泉和子氏(家具道具室内史学会会長)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:10 「至高の美―利休桑机を製作して」 須田賢司氏(木工藝家)×小泉和子氏によ る対談
15:10~15:30 質疑応答
会 場:鵜ノ木八幡神社社務所
※会場が上記の場所に変更になりました。
※開場前の受付は昭和のくらし博物館(会場より徒歩2~3分)でいたします。
〒146-0084 東京都大田区南久が原2丁目24
東急池上線久が原駅、または、多摩川線下丸子駅下車徒歩7 分
受講料:1,000 円(会員) 1,500 円(会員外)
※要事前予約・事前支払(添付のチラシをご確認ください)
※会員対象は家具道具室内史学会会員・昭和のくらし博物館協力会員・同友の会会員
※ご参加者は昭和のくらし博物館を無料でご見学いただけます。
懇親会:15:30~、会場と同じ施設内で懇親会を行います。
参加費は1,000円(飲物、おつまみ代)です。
お支払は、当日に受付でお願い致します。
ご参加される方は、事前にご連絡ください。
主 催:家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館
2017年度
第8回講座 連続講座「火鉢を囲んで建築の歴史」
日 時 ・ 内 容 ・ 講 師
2018年2月10日(土)
「私の家(清家清自邸)」と「私たちの家」
講師:八木幸二(京都女子大学教授)・ゆり夫人
2018年2月17日(土)
「近世までの権力者のインテリアと迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)」
講師:川本重雄(近畿大学特任教授)
2018年3月10日(土)
「天守と櫓(やぐら)と城門の話」
講師:三浦正幸(広島大学大学院文学研究科教授)
2018年3月17日(土)
「赤坂離宮の戦前のおもてなし-大正11年の英国皇太子接遇を中心に-」
講師:平賀あまな(東京工業大学特任准教授・元内閣府迎賓館上席政策調査員)
会 場
鵜の木特別出張所( 昭和のくらし博物館より徒歩すぐ)
※開場前は昭和のくらし博物館で受付します。
時 間
各講座とも午後 13:30 ~ 15:30(開場13:00)
定 員
40名(要予約・2018 年1 月17 日(水)より受付開始)
受講料
全4回 4,500 円 / 会員※ 3,600 円
1 回 1,500 円 / 会員※ 1,200 円
(受講者は昭和のくらし博物館の入館料が無料になります)
※会員:家具道具室内史学会会員・昭和のくらし博物館協力会員・昭和のくらし博物館友の会会員。
懇親会
午後 15:30 ~・希望者のみ・会費1,000 円
定 員
各回20名(先着順・ご希望の方は事前にお申し込みください)
主 催
家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館
講師プロフィール
八木幸二
東京工業大学建築学科卒業、同大名誉教授。現在、京都女子大学生活造形学科教授、生活デザイン研究所長。専門は建築計画、設計。作品に「プラタナスの家」「吉礼の家」「トヨタ自動車労働組合会館」「アムステルダムNONK 集合住宅」「マカオUSJ 大学基本設計」など、著書に「アメリカの住宅建築」「A Japanese Touch forYour Home」など。
八木ゆり
6歳から23歳まで「私の家」で育ち、結婚後も通算16年「私の家」で暮らした。
川本重雄
岐阜県出身。東京大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、工学博士。1984年、北海道工業大学講師、1991 年に教授に就任。1999年、京都女子大学教授、2009年、同大学学長に就任。現在、近畿大学建築学部建築学科教授。日本建築史専攻。寝殿造から伝統的な日本の民家まで、日本の住まいの歴史を研究。『類聚雑要抄指図巻』(中央公論美術出版)、『寝殿造の空間と儀式』(中央公論美術出版)等。
三浦正幸
愛知県名古屋市出身。東京大学工学部建築学科卒業、工学博士。一級建築士。広島大学工学部助教授を経て1999 年より広島大学文学部教授。専門は日本建築史および文化財学で、城郭、神社寺院などの研究に従事。宇和島城、伊予松山城、名古屋城など、多数の城跡の整備委員会委員を兼務。著書に『城の鑑賞基礎知識』『城のつくり方図典』ほか多数。設計に岡崎城東隅櫓・高根城井楼および城門・河後森城馬屋吉川元春館台所・万徳院風呂屋・饒津神社唐門および両部鳥居など多数。
平賀あまな
兵庫県神戸市出身。東京工業大学工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。一級建築士。日本近代建築史を基礎として、文化遺産の保存と活用に関わる調査、研究、実務に携わる。東京文化財研究所研究補佐員、日本学術振興会特別研究員(PD)、筑波大学大学院世界遺産専攻研究員、内閣府迎賓館上席政策調査員を経て、2016 年より東京工業大学特任准教授。迎賓館では、2010年より2015年まで、建物の歴史調査や天井絵画を中心とした改修事業に従事した。
第7回講座 「西洋家具ものがたり~日本の西洋家具の歴史~」
開国した日本はさまざまな西洋文化を取り入れましたが、その一つに家具があったことはあまり知られていません。そして、それらはデザイン的にも技術的にも歴史的にもとても面白いということも。本講座では、家具史研究者である小泉和子が日本の西洋家具の魅力をたっぷりと語ります。
日 時 2017年 7月 1日(土) 13:30 ~ 15:30 <開場13:00>
会 場 鵜ノ木八幡神社社務所 (「昭和のくらし博物館」から徒歩3分)
東京都大田区南久が原2-24-1
◆開場前は「昭和のくらし博物館」で受付。
昭和のくらし博物館
東京都大田区南久が原2-26-19
東急池上線久が原駅、または、多摩川線下丸子駅下車徒歩7 分
定 員 40名
受講料 1,000 円(会員) 1,500 円(会員外)
※受講者は昭和のくらし博物館の入館無料
※「会員」とは、家具道具室内史学会員、昭和のくらし博物館協力会員、昭和のくらし博物館友の会会員を指します。
懇親会 15:30〜 (希望者のみ)
会費 1,000円
主催 家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館
2016年度
第6回講座 建築講座「火鉢を囲んで建築の歴史」
小泉和子会長が運営している昭和のくらし博物館(東京都大田区)が設立当初より毎年開催している、建築講座「火鉢を囲んで建築の歴史」について、当学会の会員の皆さまにもご案内して参りましたところ、関心が高く、当学会の会員の皆さまの参加者も年々増えているため、今年度より、家具道具室内史学会の活動として、共催させていただけることになりました。そのため、今回から会員価格を設定し、当学会の会員の皆さまには、よりご参加いただきやすくなりました。当回のテーマは、公開中の国宝迎賓館赤坂離宮、ブラタモリでおなじみの芳賀氏による崖、世界遺産に登録されたル・コルビュジェの西洋美術館、復元の機運が高まる江戸城といった、話題のテーマばかりでした。 講座と併せて、昭和のくらし博物館として公開されている、登録文化財旧小泉家住宅のご見学もできました。また、講座後には講師を囲んでの懇親会も行いました。
スケジュール
2017年2月11日(土)15:00-17:00
「赤坂離宮の装飾の不思議」
平賀あまな氏(東京工業大学特任准教授・元内閣府迎賓館上席政策調査員)
2017年2月18日(土)15:00-17:00
「空間の崖、時間の崖」
芳賀ひらく氏(東京経済大学客員教授 )
2017年2月25日(土)15:00-17:00
「ル・コルビュジエと日本、そして、3人の弟子たち」
松隈洋氏(京都工芸繊維大学教授)
2017年3月4日(土)15:00-17:00
「日本の木造建築技術の至高・江戸城天守復元」
三浦正幸氏(広島大学大学院文学研究科教授 )
会 場 鵜の木特別出張所(東京都大田区 南久が原2丁目30-5/昭和のくらし博物館より徒歩すぐ)
東急池上線久が原駅又は多摩川線下丸子駅より徒歩8分
受講料
(全4回)4,500円/会員 3,600円※
(1回) 1,500円/会員 1,200円※
※昭和のくらし博物館協力会員・友の会員、家具道具室内史学会員の方が対象となります。
定員 40名(要予約・先着順)
主催 家具道具室内史学会・昭和のくらし博物館
協力 一般社団法人住宅遺産トラスト・大田遺産の会
2015年度
第5回講座 連続講座「和家具の知識」
日 程
第1回 2015年11月27日 (金)「和家具の基礎知識」
第2回 2015年12月25日(金)「桐箪笥」
第3回 2016年 1月29日(金)「棚」
第4回 2016年 2月26日(金)「茶と指物」
時 間
13:00~15:00
15:30~ お茶会(親睦会)
講 師小泉和子(家具道具室内史学会会長)
定 員 15名
受講者 計31名(1回のみ受講者4名/複数回受講者27名)
会 場 伝統工芸青山スクエア
〒107-0052 東京都港区赤坂8-1-22赤坂王子ビル1F
※全国各地の伝統工芸品の展示販売あり
受講料
2,500円/1回(会員・江戸指物協同組合員)
8,000円/4回(会員・江戸指物協同組合員)
3,000円/1回(会員外)
11,000円/4回(会員外)
主催・協力
家具道具室内史学会・江戸指物協同組合 共催
伝統工芸青山スクエア 協力
2010年度
第4回講座 「家具修復講座」
日 時 2010年 9月25日(土)13:00~17:00
場 所 重要文化財 明治生命館 2階セミナールーム
東京都千代田区丸の内2-1-1
定 員 30名(要予約)
参加費 無料、但し、資料代1,500円(会員)/2,000円(会員外)
スケジュール
13:00 「家具の文化財的修復」 小泉和子氏
14:30 「日本で活動する家具修復家の仕事とは?」 黒瀧道信氏
15:30 質疑応答
16:00 重要文化財 明治生命館 2階復元フロア見学
主要室(応接室、食堂など)のみを合同で見学。
資料展示室、1階フロアなどは各自で見学。
閉館時間17:00のため、事前見学 をお勧め。
17:00 懇親会
講師プロフィール
小泉和子
家具道具室内史学会会長。昭和のくらし博物館館長。工学博士。日本家具室内意匠史研究。文化財建造物の家具・インテリアの修復を手がける。日本家具史および家具修復・復元が社会的に認知されるよう、精力的に活動を続けている。
黒瀧道信
家具修復師。英国で学んだ技術を活かし、工房「デコラティブアートスタジオ 黒瀧道信」で家具の修復・制作を 行っている。2009年・2010年と、NHK教育テレビ「住まい自分流」 に出演。初心者でもできる家具の補修方法等を紹介。
2009年度
第3回講座 パネルディスカッション「日本の家具文化を世界へ」
漆芸家大西長利氏 × 木工芸家須田賢司氏 × 古美術商長谷部純一氏 × 家具室内意匠史研究家 小泉和子氏
日 時 2009年 8月19日(水)
場 所 アトムCSタワー 8階 オープンギャラリー (アトムリビンテック株式会社)
定 員
30名(要予約)
参加費 1,000円(会員)/1,500円(会員外)
主 催 家具道具室内史学会
協 力 アトムリビンテック株式会社
本パネルディスカッション開催趣旨
家具道具室内史学会では、アカデミックな活動のほかに、日本の家具、道具、室内にかかわる芸術、産業の振興も重要な活動のひとつに位置づけています。今回は、その第1弾として、国内外で活躍されている、漆芸家の大西長利氏、木工芸家の須田賢司氏、古美術商の長谷部純一氏をお招きし、「日本の家具文化を世界へ」というテーマでディスカッションをいたします。当学会会長であり、家具道具室内史研究の第一人者である小泉は、「たいへん優れた日本の家具、道具やインテリア、そして、その文化や技術を世界に発信すれば、必ずそのすばらしさが認められるはずだ。」といいます。国や産業界の取組みによって、日本の優れたモノや技術が国内外で見直されつつありますが、その一方で、こうしている今も、日本各地では多くの産業が衰退し、長い間培われてきた優れた技術や文化がつぎつぎと消えています。そこで、家具道具室内史学会は歴史系の学会として、家具道具室内の歴史文化を明らかにすることを通して、これらのデザイン、生産、流通、販売を職業とする人々のクリエーティビティを刺激し、発展させることで、この問題に寄与してゆきたいと考えています。みなさまにも、是非、このムーヴメントに加わっていただき、日本の家具文化について考えるきっかけにしていただきたいと思います。
講師プロフィール
大西長利
東京藝術大学美術学部名誉教授。世界漆文化会議議長。1933年 山口県下関市生まれ。1959年 東京藝術大学卒業。同年から同大学漆芸科研究室で松田権六、六角大譲両先生のもとで助手をつとめ、根来塗り研究に取り組む。1980年 工芸研究のため文部省研究員として英国留学。1984年からライフワークとなる東アジア漆文化源流調査を開始し、東アジア漆文化圏の国々を歴訪。1989年 教授に就任、2001年 退官後、同大美術学部名誉教授に就任、現在に至る。千葉県印旛村に「願船漆工房」を開設し、漆芸作品の創作とともに国内外各地で個展や漆文化講演会、シンポジウムを開催し、漆文化の普及を行っている。
須田賢司
1954年 東京都北区に須田桑翆の長男として生まれる。1975年 日本伝統工芸展に初入選、以後入選を重ねる。1979年 社団法人日本工芸会正会員に認定される。1992年 群馬県甘楽町に工房を移転。1997年にはイタリアにて木工家具修復を修得。これまで、英国や北京など海外の美術館にも出品。2006年 第53回日本伝統工芸展にて優秀賞受賞、2008年第55回日本伝統工芸展にて特待者、優秀賞受賞、宮内庁買い上げ、社団法人日本工芸会理事就任、文化庁より「文化交流使」に指名される。2009年 文化交流使としてニュージーランドを訪問する。現在、日本工芸会正会員理事、東京藝術大学非常勤講師、家具道具室内史学会正会員、九つの音色同人。代々100年余に亘って培われた技術と家風をもとに木工芸制作を続けている。
長谷部純一
1949年 山形県米沢市に生まれ。慶應義塾大学政治学科卒業。古美術商「はせべや」を麻布十番に開店。現在に至る。著書『日本の箪笥―JAPANESE ANTIQUE CHESTS』(1994年)など。日本の箪笥をはじめ、古美術のすばらしさを世界へ発信し続けている。
小泉和子
家具道具室内史学会会長。昭和のくらし博物館館長。生活史研究所代表。家具・道具および建築を中心として生活史を研究。重要文化財建造物の家具・インテリアの復元および博物館・資料館の展示企画などを行う。1933年東京生まれ。女子美術大学芸術学部洋画科卒。東大工学部建築学科建築史研究室で日本家具・室内意匠史を研究し工学博士号取得。1971年 生活史研究所を開設。1999年 「昭和のくらし博物館」を開館。2001年 京都女子大学教授に就任。2007年 退職後、2008年 家具道具室内史学会を立ち上げ、会長に就任。著書多数。『Traditional Japanese Furniture : A Definitive Guide』(1986年)は、多くの優れた和家具とその歴史文化を紹介したもので、海外でも高く評価されている。
2008年度
第2回講座「日本は洋家具をどう受け入れてきたか」
内 容 洋家具が日本に入ってきた明治初期から現在までの歴史を、社会的背景とともに学ぶ。
日 時 2009年 3月14日(土)
場 所 東京大学本郷キャンパス工学部1号館1階12号講義室(70名収容)
講 師 小泉和子(家具道具室内史学会会長)
資料代 第1回講座に準じる。
第1回講座 「和家具の基礎知識とおもしろさ」
内 容 「和家具とはどういうものか」ということから始まり、和家具の美しさ、使われ方、日本独特のインテリアについて多くのスライドを用いて学ぶ。
日 時 2009年 2月28日(土)
場 所 東京大学本郷キャンパス工学部1号館1階12号講義室(70名収容)
講 師 小泉和子(家具道具室内史学会会長)
資料代
800円/1回受講、1,300円/2回受講(会員)
500円/1回受講、800円/2回受講(学生会員)
1,500円/1回受講、2,500円/2回受講(会員外)
※資料代の連続受講割引は、2回目欠席の場合は返金しない。