最新号・バックナンバー

『家具道具室内史』 ISSN 1883-8251


前年度の研究活動の成果物として、年に1度発行しています。

家具・道具・室内に関する論考・記事・連載、投稿論文を掲載しています。

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1号(2009年)~4号(2012年):オープンアクセス・本文閲覧可。

5号(2013年)~15号(2023年):目次情報のみ閲覧可。本文閲覧不可。

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最新号

第15号 (2024年12月31日発行)


◆特集「台所の歴史―近・現代」
内田青蔵 特集にあたって「近・現代の台所研究について―研究の意味と2つの科学的思考を中心に―」2

江面嗣人 研究ノート「佃島における近代の町家の台所の変遷と町家の変化について」14

須崎文代 研究報告「明治・大正・昭和初期の検定済高等女学校用家事教科書にみる日本の台所の近代化」24

久保加津代「大正デモクラシー期の『婦人之友』にみる台所」36

野村渉「日本近代における農村住宅の台所改善の手法と改善像」46

和田菜穂子「大正から昭和中期における台所空間の変容過程 教育者や建築家の提案から読み解く通史的考察」65


◆連載 朝鮮家具史-第七回
小泉和子「朝鮮時代の歴史と社会/宮殿」95


図書室‐資料・図書紹介

《展覧会紹介》大野陽子「『日本のタイル100年  美と用のあゆみ』展」110

《図書・論文紹介 2022年~2023年3月》117


ギャラリー‐作品紹介
 藤大輔「 Makuragi table 」120


アルバム‐活動の記録 122


本会記事 124


◆表紙図版

登録有形文化財八木家住宅主屋(大阪府寝屋川市)の台所

台所空間の中央にかつてはGE社の電気調理器が設置されており、天井の通気口から自然換気されていた。和田菜穂子撮影


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【凡例】 論文名等末尾の数字は掲載開始ページを指す。

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バックナンバー

第14号 (2022年10月31日発行)

​◆特集「台所の歴史―原始時代から近世まで」

小泉和子「特集にあたって」2

庄田慎矢「概説  日本原始時代の台所:3万5千年の変遷」22

小田裕樹「古代宮都・寺院と台所」34

川本重雄「文書・記録から見た古代の台所」55

飯村均「「台所」は発掘されたか―中世前期の遺跡から―」70

熊谷透「一乗谷朝倉氏遺跡にみる中世の台所―朝倉館を中心に―」86

三浦正幸「報告 史跡吉川元春館跡出土の台所遺構~近世初期城館における台所の一例~」112

Morris M.N. 「近世における上層住宅台所と庶民住居の関係とその意義」122

谷直樹「江戸時代の大坂における町家の台所空間」149

◆特集プラス

渡辺真弓「十六世紀イタリアの「台所」」176

◆連載 朝鮮家具史‐第六回

小泉和子「高麗時代の室内・家具・工芸(二)」202


◆図書室‐資料・図書紹介

前潟由美子「独立行政法人奈良文化財研究所編『重要文化財綿業会館家具調査報告書』/別冊太陽編集部編『日本の台所一〇〇年』/NHK「国宝へようこそ」制作班編著『国宝へようこそ 迎賓館赤坂離宮』」230

 

◆コレクション

片山勢津子「押垂コレクションⅢ」231


◆ギャラリー‐作品紹介

倉田治彦「桐行灯」236


◆アルバム‐活動の記録 238


◆本会記事 239

◆表紙図版

重要文化財熊谷家住宅(島根県大田市)の台所 渡邊りょう子撮影

 

第13号 (2021年7月31日発行)

◆特集「日本との出会いが生んだ家具・インテリア」

渡辺真弓「特集にあたって」2

長谷川香「ジョサイア・コンドルの住宅建築における「婦人」の空間」8

田中厚子「ライトの「タリアセン」の室内に見る日本:長押・欄間・小壁の応用」34

鈴木敏彦「ノエミ・レーモンドの美しい暮らしのデザイン」54

庄子晃子「建築家ブルーノ・タウト、国立工芸指導所の顧問となる―ドアハンドルをデザインし、椅子と照明具のデザインと試作を指導」87

和田菜穂子「シャルロット・ペリアンと東北民藝」114

堀越英嗣「イサム・ノグチ 日本との出会いの仕事」138

◆報告

大野陽子「クリストファー・ドレッサーと日本」158

小泉和子「呉鎮守府司令長官官舎の室内復元」168

◆連載 朝鮮家具史‐第五回

小泉和子「高麗時代の室内・家具・工芸(一)」178


◆図書室‐資料・図書紹介

渡辺真弓「マリオ・プラーツ著 上村忠男監訳 中山エツコ訳 『生の館 』」200

須田賢司「小泉和子著 『和家具の世界 歴史とくらしがつくってきた日本の美』」202

 

コレクション

片山勢津子「押垂コレクションⅡ」205


ギャラリー‐作品紹介

杉山吉孝「ZUSHI カシコ & 八角厨子」209


アルバム‐活動の記録 211


本会記事 212

表紙図版

展覧会 「ペリアンの新しい世界」会場風景「調和と平和 ユネスコでの茶室 1993」2020年2月 和田菜穂子撮影

第12号 (2020年7月31日発行)

​◆特集「美術館で家具展示を」

小泉和子「特集にあたって」1

新見隆「ミュージアムと家具、インテリア―ジャポニズムの還流「コンテキスト」と、MAK オーストリア国立工芸美術館における家具展示について」4

本橋仁「プロモーションからステートメントへ 近代における家具の「選択」可能性の発生と

展示手法の関係について」15

住田常生「ブルーノ・タウト、井上房一郎、アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻、剣持勇、

ジョージ・ナカシマ、イサム・ノグチによるモダンデザインが結ぶ暮らしの夢―生活史としての文化という視点から―」34       

大村理恵子「美術館の建築展における家具の展示」54

杉山享司「新作民藝運動と家具そして民藝館における家具展示について」70

◆連載 朝鮮家具史‐第四回

小泉和子「統一新羅時代の室内と家具」87


◆図書室‐資料・図書紹介

前潟由美子「松楓殿の家具・室内装飾品」101

前潟由美子「岩城 卓二・高木 博志編著『博物館と文化財の危機 』」106

前潟由美子「小泉和子・渡辺由美子著『ものと人間の文化史 掃除道具』」106

 

◆コレクション

片山勢津子「押垂コレクションⅠ」107


◆ギャラリー‐作品紹介

小澤史郎「和金物」111


◆アルバム‐活動の記録113


◆本会記事116

◆表紙図版

「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」高崎市美術館展示。ジョージ・ナカシマ《コノイドチェア》(右端)1960年、東京国立近代美術館。同(右から3番目)1992年、武蔵野美術大学 美術館・図書館(背景写真:コノイド・スタジオ ショールーム)

第11号 (2019年6月30日発行)

  

◆特集 「室内からみた日本の宮殿の特質」

川本重雄「特集にあたって―宮殿における権威の表現」2

川本重雄「日本の宮殿建築~天皇の宮殿を中心に~」5

三浦正幸「近世城郭における天守の室内意匠について」28

恵美千鶴子「明治宮殿の室内装飾に関する一考察」44

平賀あまな「「迎賓施設」としての旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)とその装飾」59

ジラルデッリ青木美由紀「西洋化と東洋趣味:オスマン帝国の近代宮殿にみる趣味の変遷」76

金ミン淑「20世紀初頭の昌徳宮にみる建築と室内装飾の志向」103

渡辺真弓「西洋の「宮殿」覚え書き その2 イタリア・ルネサンスの宮殿」114

     

◆報告

小泉和子・須田賢司「至高の美―利休桑机を製作して」148

◆連載 朝鮮家具史‐第三回

小泉和子「武寧王陵出土品にみる百済の家具文化/天馬塚出 土品にみる新羅貴族の生活道具/伽耶の鉄器と土器」170


◆図書室‐資料・図書紹介

前潟由美子「野中和夫著『皇居明治宮殿の室内装飾』」186

◆コレクション

木下真理「小泉コレクションⅢ」187

◆ギャラリー‐作品紹介

勝木憲二郎「船箪笥・三国箪笥」190

◆アルバム‐活動の記録 191

◆本会記事 194

 

◆表紙図版  

聖上常御殿 剱璽・上段之間 襖・張付画 慶雲/宝草祥鸞模様(宮内公文書館所蔵『皇居御造営内部諸装飾明細図』より/上)『東宮御所御造営洋館図面三八』「外設九七号階上彩鸞之間(第二客室)」に含まれる彩色展開図(宮内公文書館所蔵/中)大造殿西側壁画「白鶴図」(出典:国立故宮博物館〈www.gogung.go.kr〉/下)

 

◆扉図版

ジュリオ・ロマーノ《プシケの間》パラッツォ・テ「貴人たちの宴」と「粗野な宴」一五二六‐二八頃(上)

トプカプ宮殿アフメット三世の食物の間 ©︎Topkapı Sarayı Müzesi(中)

「第五十七 大婚二十五年祝典」(宮内公文書館所蔵『明治天皇御紀附図稿本』巻二/下)

第10号 (2018年5月26日発行)

  

◆特集 「出土陶磁器からみた会所と座敷飾り」 

鈴木康之:「特集にあたって」 2 

小野正敏:「発掘遺跡からみる会所」 4 

鈴木康之:「草戸千軒町遺跡出土資料にみる鎌倉時代の「会所」と「唐物」」 22 

續 伸一郎:「堺環濠都市遺跡から出土した会所建物と遺物」 38 

西田宏子:「跡出土の陶磁器に見る中世城館での生活と茶の湯の道具」 57 

降矢哲男:「座敷飾りにみえる陶磁器の使用状況とその在り方について」 66 

川本重雄:「室町幕府の建築文化~対面と飾り~」 82 


◆連載 朝鮮家具史 第二回 

小泉和子:「高句麗古墳にみる室内と家具」 101 


◆図書室―資料・図書紹介 

木下真理:「古瀬奈津子編『東アジアの礼・儀式と支配構造』」 116 

前潟由美子:「小泉和子監修『仙台箪笥教本』」 116 

前潟由美子:「高井たかね監修・翻訳『中国文化財図鑑 第五巻 家具』」 117

◆コレクション 

木下真理:「小泉コレクションⅡ」 118 


◆ギャラリー―作品紹介 

丸谷芳正:「総杉の箪笥」 121 


◆アルバム―活動の記録 


◆本会記事 124 


◆表紙図版 

SB3出土遺物実測図〔9〕(堺環濠都市遺跡/背景) 

主殿の図(『匠明』/中) 

SB1出土渭原石日月硯(堺環濠都市遺跡出土/右上) 

「大明萬暦年製」銘五彩皿(部分/堺環濠都市遺跡出土/右中) 

彫三島茶碗(大分県教育庁埋蔵文化財センター/右下) 

『君台観左右帳記』違棚飾部分(東北大学付属図書館/左上) 

華南三彩貼花文五耳壺(勝光寺/左中)

   

<訂正>

『家具道具室内史』第10号の内容に誤りがございました。

下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。


(正誤)

pp.18 上段15行目 飛騨の高梨館→信州の高梨館

pp.19 上段2行目  主と奧のセット→表と奥のセット

同  上段15行目  (一六一五)→(一五一五)

第9号 (2017年6月3日発行)

 

◆特集 「輸出家具・室内装飾品」 

小泉和子:「特集にあたって」 2

日高 薫:「近世における漆工品の輸出―その形態に注目して」 4

金子皓彦:「寄木細工・芝山細工・横浜芝山漆器の輸出家具」 24

門田園子:「海を渡った彫刻家具―横浜を中心に」 47

荘司つむぎ:「「大和古乃美」明治時代に山中商会が欧米に輸出した高級家具」 70

庄子晃子・長谷部嘉勝・湯目俊彦:「仙台箪笥と輸出―地元に残る史料から戦前の動向を探る」 83

武藤夕佳里:「「並河家文書」にみる「並河七宝」への憧れ」 108

吉原睦:「近代輸出花莚の様相について~特に「錦莞莚」を中心として」 137

鈴木千枝:「「コペンハーゲンの金唐革紙」要旨」 151

Anne Simonsen:「Japanese leather wallpaper in Copenhagen」 165

◆特別寄稿 

樋田豊郎・岡部昌幸・藤田一人・野口玲一:「横浜家具の哲学」 166

◆連載 朝鮮家具史 第一回 

小泉和子:「朝鮮の原始住居/楽浪の家具遺物」 191

◆図書室―資料・図書紹介  

熱田充克著『パリの漆職人 菅原精造』 206

新井竜治著『戦前日本の家具・インテリア―『近代家具装飾資料』でよみがえる帝都の生活』上下巻 206 


◆コレクション 

「小泉コレクションⅠ」 208

◆ギャラリー―作品紹介 

伊勢戸将司:「白金台のエノキ」 210

◆アルバム―活動の記録 211


◆本会記事 213 


◆表紙図版 

Brønnums House Detail from the wallpaper(背景)

花鳥人物蒔絵芝山象嵌飾棚(国立歴史民俗博物館/右上)

金蒔絵飾り棚(ハリリ・明治美術コレクション/左下)

藤草花文花瓶(並河靖之七宝記念館/中上)

錦莞莚 牡丹唐獅子文(緑色輪郭・岡山県立博物館/中下)

ライティングビューロー(箱根/左上)

「法隆寺スタイル」椅子(ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム/左中)

鏡が付いた仙台箪笥(湯目家/左下)

第8号 (2016年5月21日発行)

 

◆特集 「近代和風住宅のプロデューサーたち」 

小泉和子:「特集にあたって」 2 

中村琢巳:「歴代木村清兵衛にみる数寄屋大工の近代」 4 

中村利則:「風流道場主・西川一草亭」 26 

木谷清人:「民藝運動の建築への視座とその源流」 34 

大井隆弘:「吉田五十八の住宅作品にみる室内意匠:アール・デコ、ライトから、ミースへ」 56 

小泉和子:「杉本文太郎のこと」 90

◆論文 

小泉和子:「堺と懸硯」 122

◆投稿論文 

平賀あまな:「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の「住居」としての利用」 135

◆図書室―資料・図書紹介  

須田賢司著『木工藝 清雅を標に』 143 

木村法光著『正倉院宝物と古代の技』 144 


◆ギャラリー―作品紹介 

山本彩子:「S椅子とスツール」 145

◆アルバム―活動の記録 148


◆本会記事 


◆表紙図版 

藤井厚ニ設計の自邸聴竹居の閑室 上段から下段を見る(撮影:三沢博昭)

第7号 (2015年6月6日発行)

 

◆特集 「赤坂離宮の室内装飾」 

小泉和子:「特集にあたって」 2 

平賀あまな・野口沢子:「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の天井画」 6 

菅崎千秋:「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)を飾った美術染織に関する一考察―室内装飾としての視点から―」 21 

小泉和子・前潟由美子:「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の窓掛」 36 

武藤夕佳里:「七宝―東宮御所の≪七宝額絵≫をめぐる二人の七宝家と二人の画家」 52 

田辺千代:「旧東宮御所・喫煙室のステンドグラス」 74 

中野裕子:「博物館明治村所蔵の東宮御所の家具」 88 

平賀あまな:「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の大正・昭和戦前期の利用について」 110 

浅羽英夫:「東宮御所御造営の技師たち」 121 

渡辺真弓:「西洋の「宮殿」覚え書き」 143 

川本重雄:「前近代の日本の宮殿~平安宮から京都御所へ~」 168

◆投稿論文 

泉万理:「昆明池図小考」 184

◆図書室―資料・図書紹介 

≪図書紹介≫ 

渡辺真弓著『イタリア建築紀行 ゲーテと旅する7つの都市』 192 

小泉和子編『茶と室内デザイン』 192 

≪書評≫ 

玉井哲雄:「小泉和子編著『図説 日本インテリアの歴史 室内でみる日本住宅 古代から近代まで』」 193

◆ギャラリー―作品紹介 

黒瀧道信:「ルイ16世スタイルピアーグラス・テーブル」 194

◆アルバム―活動の記録 195


◆本会記事 197


◆表紙図版 

旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)彩鸞の間 (『東宮御所写真帖』より建設当初の室内)

第6号 (2014年5月24日発行)  

 

◆特集 「朝香宮邸とアール・デコ」 

小泉和子:「特集にあたって」 2 

高波眞知子:「幸運の建築・朝香宮邸―建築のちから」 4 

小泉和子・前潟由美子:「旧朝香宮邸家具調査報告」 39 

小泉和子:「朝香宮邸の戦後―鈴木忠男さんに聞く―」 68 

吉田鋼市:「アール・デコの建築―フランスと日本―」 74 

小泉和子・廣瀬彩也子:「デルスニス展―日本に本格的に紹介されたアール・デコ」 88 

小泉和子:「「フランス家具装飾展」(通称デルスニス展)の反響」 100 

内田青蔵:「本多邸のアール・デコ」 106 

久保木彰一:「遠山邸二階の応接室と寝室の意匠について」 129

◆論文 

小泉和子:「侘数寄の茶と指物」 150

◆図書室―資料・図書紹介 

新体系日本史14『生活文化史』 185 

港区立郷土資料館所蔵『後久洋家具店製作家具図面集』 186

◆ギャラリー―作品紹介 

菅野麻依子:「接続詞の庭」 187

◆アルバム―活動の記録 188

◆本会記事 192

◆表紙図版 

朝香宮邸(現東京都庭園美術館)階段室(階段室踊り場から、二階広間の照明器具を見る。) 

第5号 (2013年5月18日発行)

 

◆特集 「茶と室内デザイン」 

小泉和子:「特集にあたって」 2 

熊倉功夫:「茶室―建築と道具の間―」 3 

小川好楽:「「煎茶的」ということ」 14 

藤森照信:「私の茶室像」 38 

矢ケ崎善太郎:「茶室の建築と意匠」 41 

麓和善:「煎茶席の意匠的特質」 53 

鶴岡明美:「黄表紙挿絵のモチーフに表された唐風趣味―安永期から天明期の作品を中心に―」 90 

西垣安比古:「18-19世紀朝鮮における茶亭とその家具」 118

◆2012年度大会報告 

シンポジウム「修復と復元」報告 131

◆2013年度研究発表会梗概 

上なつき:「『金瓶梅』の西門一家のみで行う宴会について―第10回と第24回の事例考察から―」133 


◆関連書籍紹介 135


◆家具道具室内史学の礎 135


◆本会記事 135


◆表紙図版 

田能村直入著『青湾茶会図録』文久2年 

湖月老隠著『茶式湖月抄』明治17年

第4号 (2012年5月26日発行)

 

◆学会設立趣旨 小泉和子 2

◆特集 「修復と復元」 

小泉和子:「特集にあたって」 4 

斎藤英俊:「桂離宮御殿の室内意匠」 5 

増田勝彦:「文書資料などの修復について」 20 

前潟由美子:「日本近代建築における家具の修復」 29 

黒瀧道信:「英国におけるアンティーク家具修復」 48

◆2011年度大会報告 

菅崎千秋:「シンポジウム「宴会」報告」 65

◆論文 

小泉和子:「出土腰掛の研究」 69

◆2012年度研究発表会梗概 

長谷川香:「室内装飾にみる図案家・吉武東里」 111 

平賀あまな:「英国皇太子接遇時の旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の利用について」 113

◆関連書籍紹介 115


◆家具道具室内史学の礎 115


◆本会記事 115


◆表紙図版 

沼津御用邸の家具の修復

第3号 (2011年5月14日発行)

 

◆学会設立趣旨 小泉和子 2

◆特集 「宴会」 

小泉和子:「特集にあたって」 4 

川本重雄:「古代宮殿における饗宴空間」 5 

小泉和子:「『類従雑要抄』と『類従雑要抄指図巻』にみる平安貴族の宴会用飲食・供膳具」 21 

入間田宣夫:「武家儀礼(宴会)の座列にみる主従制原理の貫徹について(ノート)」 46 

飯村均:「中世東国の土器と建物」 57 

鈴木康之:「日本中世の宴会と土器」 69 

荒川正明:「宴とうつわ ― 絵画に描かれた陶磁器 ―」 84 

渡辺真弓:「西洋の「宴」のかたち」 99

◆2010年度大会報告 

前潟由美子:「シンポジウム「屏風」報告」 126

◆2010年度研究発表会梗概 

菅﨑千秋:「日本近代における建築装飾としての絵画に関する言説」 136    

新井竜治:「昭和戦前期の百貨店における新作家具展示会にみる家具スタイル」 138    

高井たかね:「明代の八仙卓について―その出現時期および用途を中心に―」 140

◆投稿論文 

アンヌ・ゴッソ,敷田弘子:「型而工房における大量生産の方法論」 140 

投稿論文規定 149

◆資料紹介 

敷田弘子:「1930年代前半の日本における鋼管家具に関する文献資料」 150 

新井竜治:「家具図録文献目録Ⅱ― 明治・大正・昭和戦前期 ― 」 153

◆2011年度研究発表梗概 

藤原美樹:「中国明代の木製家具―『金瓶梅』の挿絵から」 160

◆関連書籍紹介 162


◆家具道具室内史学の礎 162


◆本会記事 163


◆表紙図版 

アテネのアゴラにあった南ストアⅠ、前5世紀、個室内部の想像復原図

第2号 (2010年5月16日発行)

 

◆学会設立趣旨 小泉和子 2

◆特集 「屏風」 

小泉和子:「屏風をとりあげるにあたって」 4 

川本重雄:「古代の屏風とその用法」 5 

小島道裕:「洛中洛外図屏風の使用に関する考察」 17 

泉万里:「鎌倉時代の屏風」 30 

榊原悟:「海を渡った屏風たち」 44

◆座談会 「日本の家具文化を世界へ」 

大西長利・須田賢司・長谷部純一・小泉和子 59

◆2009年度大会シンポジウム報告 

新井竜治:「シンポジウム「玉座」報告」 71    

          

◆論文 

小泉和子:「煎茶と唐木家具」 74

◆史料紹介 

菅靖子:「「金唐革紙」の製法を伝えるイギリスの資料」 94 

新井竜治・忍足渉:「家具図録文献目録Ⅰ―明治・大正・昭和戦前期―」 98

◆関連書籍紹介 104


◆家具道具室内史研究の礎 105


◆本会記事 106 


◆表紙図版 

『丹鶴図譜』(国書刊行会,大正3年)第7集 

四尺屏風ニ帖内/裏

創刊号(第1号) (2009年5月23日発行)

 

◆学会設立の趣旨 小泉和子 2

◆特集1 設立記念シンポジウム「新しい学問を打ち立てる」 

大田省一:「設立記念シンポジウム 報告」 4 

記念講演梗概 

川本重雄:「日本の住まいと家具」 5 

福田アジオ:「新しい学問を打ち立てる―民俗から非文字へ―」 8 

前田富士男:「断片論/室内論の方途―アート・アーカイヴから 」 10 

小泉和子:「家具道具室内史研究の展望」 12 

新井竜治:「コメント・ディスカッション 報告」 13

◆特集2 「玉座」 

小泉和子:「玉座をとりあげるにあたって」 19 

広瀬和夫:「古墳時代の椅子―首長の権威発揚の場をめぐって― 」 21 

仁藤敦史:「古代王権の表象 ―槻木・厨子・倚子―」 40 

川本重雄:「天皇の座 ―高御座・倚子・大床子―」 52 

田中淡:「玉座の空間」 67

◆特別寄稿  

鈴木康之:「桶・樽の考古学的研究―家具道具室内史研究における考古学の役割をめぐって―」74                                

◆史料紹介 

川本重雄:「『類従雑要抄』」 79 

渡辺真弓:「「西洋のインテリアと家具」に関する読書案内」 80

◆論文・書籍紹介 88


◆家具道具室内史研究の礎 88


◆本会記事 89


◆表紙図版 

『礼儀類典』(紅葉山文庫旧蔵本)高御座(付図)国立公文書館

 

<訂正> 

創刊号に誤りがございました。下記のとおり謹んで訂正いたします。 

90頁 上段 監事名 《誤》斉藤英俊  《正》斎藤英俊 

95頁 奥付「2009年5月23日発行」が未記載